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研究開発

APRIL社は森林プランテーション管理への持続可能なアプローチを推進するため、研究開発(R&G)に投資しています。同社はPangkalan Kerinci複合施設にある、3つの研究室で構成された集中型施設を運営しています。この施設は、APRIL社の繊維事業部門での森林研究と中央苗床管理に対する責任を負っています。

Forestry Plantation and Management

研究開発で重視する分野

研究開発センターは、より効率的で持続可能な生産の支援を目的とした繊維生産性の改善に焦点を絞っています。同センターが育成しているのは、高パルプ収率とより優れたパルプ特性を提供し、エネルギー消費を抑え、害虫と病気が及ぼす脅威に対し一層回復力のある苗です。

APRIL社は研究プログラムや研究施策において、あるいは同社の直接責任下または間接責任下で研究が行われる分野において、遺伝子組換え生物(GMO)は一切使用していません。

研究開発部は、森林、農業、生物統計学、生物科学の専門家を含む200名以上の人員で構成されています。

主要な研究プログラム

APRIL社は2019年、以下を含む5件の主要な研究プログラムを完了しました。

  • 良好な樹形とより優れた木材特性、さらなるエネルギー消費削減、より広範な遺伝的多様性、害虫と病気に対する耐性を含む、生産量増加を目的とした植栽材料の継続的改善に焦点を当てた樹木改良研究。
  • 繊維特性と、遺伝子材料のバリエーションに焦点を当てた繊維技術研究。
  • 価格競争、育林・森林造成実施用の種のクローン、長期のサイトサステナビリティと生産性に影響を及ぼす要因に焦点を当てたプランテーション管理改善研究。
  • 森林事業部門全体で土壌を調査・マップし、群生(stand)多産性の土壌学的要因と肥料の効率的使用との関係について詳細な研究を行った土壌科学研究。
  • 生物的防除戦略の策定と化学的防除の効率的使用に重点を置いた、害虫・病気の統合管理に焦点を当てた植物防疫研究。

技術の使用

研究開発センターは、複数の研究プログラムで成果を得るために広範な技術手段とプロセスを用いています。こうした技術手段とプロセスには、近赤外分光分析(NIRA)やレジストグラフ技術の活用のほか、特定の樹木特性を一層改善するための調節受粉、十分な数の母株と栄養繁殖用クローン植栽材料を確保する組織培養があります。

繊維特性の選定を早め、育種・活用プログラムの遺伝子選定基準に組み入れるための技術も利用されています。

生体分子研究室

研究開発センターには、育種・活用プログラムの一環として、速生育の優れた繊維特性と耐久性のある遺伝子材料の選定を支援する生体分子研究室もあります。同センターは、苗床やプランテーションに影響を及ぼす害虫と病気も特定しています。

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